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2026.10.12 集客の考え方

人の集まり方は、ネットだけじゃない。口コミがほとんどない接骨院に入ってみて気づいたこと

SNSやGoogleマップで見つけてもらうのは、人が集まる形のひとつです。でも、人の流れの中にいることで自然と人が来る形もあります。最初は人の流れの中で、限界を感じたらネットで自分のファミリーを作る形へ。近所の接骨院に入ってみて、そんな順番が見えてきました。

夕方の住宅街。自転車が並ぶ小さな接骨院と、その隣の施設のあいだの小道を、年配の二人が寄り添って歩いている水彩画

集客というと、ネットで頑張ることばかり浮かびませんか?

集客と聞くと、SNSの更新やGoogleマップの口コミが真っ先に浮かびますよね。毎日投稿しているのに反応が薄いと、自分には人を集める力がないのかな、と落ち込んでしまうこともあると思います。

私もそうでした。YouTubeやnoteで発信してきたものの、反応がほとんどなくて、手が止まってしまった時期があります。そんな私にとって、先日近所の接骨院に入ったときのことが、いまも頭に残っています。

口コミがほとんどない接骨院に、好奇心で入ってみた

パソコン仕事のせいか、肩と首がずっと重くて困っていました。近くで評判のいい整体院をアプリで予約しようとしたら、1週間先くらいまで埋まっています。発信もしっかりしているお店なので、ネットで見つけてもらって人が集まっているんだろうな、という印象でした。

そこで思い出したのが、いつも前を通っている近所の鍼灸接骨院です。地図アプリで見ると口コミはほとんどなく、ついていた1件も星3くらいでした。正直、ちょっと行きづらいな、、、と思いました(汗)。ネットに慣れている人なら、ほかのサイトで調べ直したり、別のお店を探したりするところだと思います。

それでも近いし、マーケティングの仕事をしている身としては、中がどうなっているのかが気になります。半分は好奇心で、思い切って入ってみました。

予約なしでも、30分ほど待てば入れました。中には4、5人ほどの人がいて、年配の方が多い印象です。接客もフレンドリーで、帰るころには肩がだいぶ軽くなっていました。隣がリハビリの施設なので、きっとそちらとのつながりや口コミで人が来ているんだろうな、と感じました。口コミがほとんどなくても、人はちゃんと来ている訳です。

人が集まる形は2つあって、どちらにも難しさがある

結局どっちのやり方が正しいんだろう、と迷いますよね。予約で埋まる整体院と、口コミがほとんどない接骨院は、集まり方はまったく違うのに、どちらにも人が来ていました。

あとで振り返っていて、あれ、ショッピングモールの中のお店も同じだな、と気づきました。モールに入っているお店は、自分で人を呼ばなくても、モールに来た人が前を通ってくれます。モールに払っているお金は、広告費みたいなものなんです。

ただ、良いことばかりでもありません。人の流れの中にいると、周りのお店や相場と並べて見られやすいので、値上げはしづらくなります。紹介で回っている仕事も、これに近いところがあると思います。

ネットで見つけてもらう形は、その逆です。ポイントは、自分の発信を見て、あなたを指名して来てもらえる流れができると、周りと並べて比べられにくくなり、実績が積み上がるにつれて値段を少しずつ上げていくこともできます。一見こちらが良さそうに見えますが、自分の強みを言葉にして、それを仕組みにするところまでが、なかなか難しい。私も発信を続けていたころ、反応がないまま、ここで止まってしまいました。

その代わり、私の実感では、一度組んでしまえば同じことをしている人はそう多くありません。

人が集まる2つの形の比較表。人の流れの中にいる形(隣の施設・モールの中・紹介)の良いところは、自然に人が来るので集客の手間が少ないこと。難しいところは、周りのお店や相場と比べられやすく値上げしづらいこと。ネットで見つけてもらう形(発信・広告・検索)の良いところは、自分の発信から指名で来てもらえれば、周りと並べて比べられにくく、実績に合わせて値段を上げやすいこと。一度組めば、同じことをしている人が少ないこと。難しいところは、強みを言葉にして仕組みにするまでが難しいこと、見つけてもらうまで時間がかかること、合わないお客さんが来ることもあること。最初は人の流れの中で、限界を感じたらネットでファミリーを作る形へ
どちらの形にも、良いところと難しいところがあります。

最初は人の流れの中で、限界を感じたら次のステージへ

独立したばかりのころは、イベントや交流会など、人が集まるところに出ていくのが一番の近道ですよね。私もそうでしたし、これは今でも鉄板だと思います。

ただ、それを続けていると、どこかで限界を感じる時期が来ます。自分の体はひとつしかないし、出かけられる時間にも限りがある。毎回顔を出して、話して、つながりを作るやり方は、自分が動ける量がそのまま上限になってしまうんです。

体力もそうですし、付き合いや人間関係に気を使い続けるのも、正直しんどいですよね。人が集まるところでちゃんと実績を出してきて、自分なりのやり方もある。それでも時間と体力と人間関係のどこかで、これ以上は広げられないな、と感じていませんか?

そこまで来ているなら、次のステージに進むタイミングなのかもしれません。ネットといっても、毎日SNSに投稿を頑張ることとは限りません。あなたのやり方を言葉にして、広告で入口に人を呼び、相談までの流れを仕組みにする。自分が出かけなくても、ネットの向こうに自分のファミリーができていく形です。実績とやり方がすでにあるぶん、ゼロから始める人よりずっと組みやすいはずです。

もちろん、紹介で回っていて、いまの量で困っていないなら、それはそれでちゃんと成り立っている形です。無理に移る必要はないと思います。

あなたのお客様は、いまどこから来ていますか?

「もっと発信しなきゃ」と思う前に、一度だけ確かめてほしいことがあります。もしかすると、あなたのお客様はもう、ネットとは別の道から来ているかもしれません。前に講座に来てくれた人のつながりだったり、相性のいい別のお仕事の人からの紹介だったりです。

書き出しシートの図。最近のお客様3人は、どこから来ましたか。1人目、2人目、3人目の記入欄と、紹介、講座やイベント、知人のつながり、検索、SNSといった来た道の例。並べてみると、自分に合う集まり方が見えてくる
3人分並べるだけでも、自分のお客様がどこから来ているかが見えてきます。

最近のお客様を3人思い浮かべてみてください。紹介だったのか、講座で知り合ったのか、検索で来てくれたのか。並べてみると、意外な道が見えてくることがあります。私自身、これまでのお客様はほとんどが紹介や人のつながりからで、広告はほぼ使ってきませんでした。

その道が見えたうえで、次のステージに進みたいと思ったら、広告から相談までの流れを組むところを私と一緒にやってみませんか。一人だと止まりやすいところですが、組んでしまえば、あとはあなたのやり方が働いてくれます。私はそこを二人三脚で伴走する役をしています。どこまでお手伝いできるかは引き受けられることにまとめました。

ちなみに接骨院では「週2回来るといいですよ」と言われたのですが、まずは週1回で様子を見るつもりです(笑)。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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伊藤ゆきひろの写真

伊藤ゆきひろ|集客導線デザイナー

グラフィックデザイナー出身。広告・Web・マーケティングの実務22年。神田昌典氏に師事したセールスライティング認定ライター。「AIで作れる」時代に"稼げる"導線を設計する専門家として、個人事業主・中小企業の集客の仕組みづくりを支援しています。

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