2026.09.21 AIの使い方
ChatGPTで作ったチラシが「AIっぽく」なる理由と直し方
業種が違っても、AIは何も指定しないと同じような配色に寄っていきます。理由と直し方を解説します。
業種が違うのに、なぜか同じ配色になる
ワークショップで複数の参加者が同時にチラシを作ると、面白いことが起きます。美容室、飲食店、士業と業種はバラバラなのに、何も色を指定しなかった人たちのチラシは、揃って紺色や黒っぽい、高級感のある雰囲気に仕上がってくるのです。参加者から「大体黒っぽくなりますよね」という声が上がったこともあります。
これはAIの「手癖」
AIも人と同じで、指示されなかった部分は自分の中で一番よく使うパターンで埋めます。色に限った話ではなく、文章も同じです。何も言わずに書かせると、妙に整った「ですます調」の、どこか人間味のない文章になりがちです。これもAIの手癖の一種です。
前回の記事で触れた「他社との違いが空欄だと当たり障りのない一枚になる」という話と、根っこは同じ構造です。空いている場所を、AIが「世の中で一番多い答え」で埋めてしまう。今回はその対象が、情報ではなく色・雰囲気だった、というだけの違いです。
先回りして指定すれば直る
直し方は難しくありません。最初に色や雰囲気を指定してしまうか、出てきたものを見てから「もっとAIっぽくない感じにして」と伝えるだけで、印象は変わります。ワークショップでも、この一言を足すだけでチラシの雰囲気が変わることを、その場で確認しています。
大事なのは、完成品を見てから直すという前提を持つことです。一発で理想の一枚が出てくることはまずありません。色を指定する、トーンを伝える、出てきたものに手を入れる。この一手間が、AIっぽさを抜く一番の近道です。
9月29日、名古屋で開催します
聞くだけのセミナーではなく、3時間その場でAIを動かして、自社のチラシを実際に作るワークショップです。少人数制で、名古屋市千種区内での開催。参加費5,500円(税込・当日払い)、まだ若干名、席に余裕があります。




