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2026.09.17 セミナー報告

ChatGPTチラシ作成セミナー|参加者3名の実例

第2回ChatGPTチラシ作成セミナー、3名全員が自社のチラシを完成させた回の報告。

3名全員、自社のチラシを1枚完成させて帰った

名古屋市の某事務所。第2回となる今回は、3名限定のワークショップでした。

テーマは第1回と同じ「7つの質問に答えるだけで、"問い合わせが来る"営業チラシがつくれる」。3時間で、自分の仕事のチラシを1枚、その場で作って印刷して持ち帰る。今回も3名全員が完成させました。

ただ第1回と違って、今回は「できて終わり」にならず、完成したチラシに対して「これで本当に効果があるか」までかなり突っ込んだフィードバックが飛び交う回になりました。この記事では、その中身を中心に書きます。

AとB、どちらが「お客さんが来そう」か

本編に入る前に、恒例のクイズを挟みました。同じ業種で、雰囲気は綺麗だけど情報が薄いチラシ(A)と、具体的な数字や特徴が入ったチラシ(B)を並べて、直感で選んでもらうものです。

AIで作った美容室のチラシ例A。おしゃれな雰囲気だが価格や実績など具体的な情報がない AIで作った美容室のチラシ例B。白髪染めのビフォーアフター写真、価格4980円、15年の実績など具体的な情報が入っている
左がA、右がB。3問とも、参加者の直感は割れましたが、正解はすべてBでした。

なぜBが選ばれるのか。見た目のおしゃれさでは、もう差がつかない時代だからです。「価格」「実績」「他社じゃない理由」のような具体的な中身が入っているかどうかで、反応の差が出るという訳です。

3名の作品と、そこから見えたこと

7つのピース(何のため/誰に/何を使う/何を作る/どんな印象で/どんな配置で/仕上げにひとこと)は第1回と同じ型です。今回は、ツールに慣れている・いないよりも、この型をどれだけ埋められたかが、できあがりの差に直結していました。

「なんでもできます」が、実は一番伝わらない

製造業の後継ぎの方が作ったのは、会社紹介チラシ。自動車部品の下請け加工を、創業から40年以上続けている会社です。「調達から加工、納品まで一貫して見られる」という強みを、キャッチコピー「一個の保証」(大量生産の中の1個でも丁寧に作る、という先代の言葉)を軸にまとめたチラシができました。

悩み訴求はきれいに刺さる作りでしたが、フィードバックで話題になったのは「うちは何でもできます」という自社の強みの伝え方です。「なんでもできる」は、裏を返せば「どこに頼んでも同じ」に見えてしまう。値段の安さだけで選ばれる下請け構造から抜けるには、「これだけはうちにしかできない」と言い切れる一点が必要だという話になりました。

もし自分の仕事も「なんでもできます」で説明しがちなら、一度「この1年でうちにしか頼まれなかった仕事」を思い出してみると、一点が見つかることがあります。

キャッチコピーは「機能」より「働く未来」

建設・重機系の社長は、普段からAIを使い慣れている方で、表と裏の2案を用意してくるなど、実践量がいちばん多い参加者でした。重機を扱う仕事の面白さを伝える後継者募集チラシに対して、フィードバックは率直なものになりました。

このチラシはきれいだけど、キャッチコピーが響かない。

スペック(重機の性能、作業内容)は書けているのに、感情に触れる言葉が足りない。この仕事に来てほしい人が本当に見たいのは、機材の説明ではなく「ここで働くと、こんな未来がある」というイメージだという指摘です。

初心者なのに、一番刺さるチラシができた理由

マンション管理関連の後継者社長は、ChatGPTがほぼ初めての方でしたが、できあがったチラシの完成度はいちばん高いという結果になりました。マンション管理組合向けに防災グッズを提案する内容で、「今の不安を安心に変える」というキャッチコピーに着地しています。

面白かったのは、指示していないのにAIが関連する写真を自動で選んできたことだそうです。「災害は、起きてからでは私たちも100%は駆けつけられない」という正直な訴求から入り、備えを促す構成は、フィードバックでもほぼそのままでいいという評価でした。

うまくいかなかったこと(正直に)

第1回のプロンプト教材にあった「A4で5パターン作って」という表現は、今回も一部で「1枚に5案が並ぶ」問題が再現しました。「1枚ずつ、5枚」と明示する修正は、まだ教材に完全反映できていません、、、次回までには直します。

また、製造業の方は、チラシ自体はきちんと完成した一方で「自社の強みを一言で言えない」という、チラシ作りより手前の課題が明らかになりました。これはワークショップの範囲を超える相談内容で、個別相談の場で改めて掘り下げるのが良さそうです。

今回わかったこと

3名とも、3時間で自社のチラシを1枚完成させて持ち帰りました。特に製造業の方の「自社の強みを一言で言えない」という課題は、チラシ作りの先にある個別相談で、改めて掘り下げていく予定です。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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伊藤ゆきひろの写真

伊藤ゆきひろ|集客導線デザイナー

グラフィックデザイナー出身。広告・Web・マーケティングの実務22年。神田昌典氏に師事したセールスライティング認定ライター。「AIで作れる」時代に"稼げる"導線を設計する専門家として、個人事業主・中小企業の集客の仕組みづくりを支援しています。

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